ナガハマコーヒー

ナガハマコーヒー

コーヒーについて

コクについて

この頃「コク」ってなんですか?と聞かれることが多くなりました。

一般に「コク」とは、苦味・酸味などの味がしっかりと感じられること言います。(深い味わい・複雑・濃厚)

「コク」と良く対比されるのが「キレ」です。

「キレ」とは苦味がありながら後を引かずさっぱりと感じることを言います。(爽やか・軽快)

ビールの宣伝でも「コク」があるのに「キレ」があるというフレーズが有名ですよね。

濃厚で軽快?なかなか分かりづらいですね。深い味わいがあり爽やかな後味ということでしょうか?

更に「コク」とは以下のような言葉でも言われることがあります。

(ボディー・マウスフィール・口に広がる量感・バタリーなど)

コーヒーの中にある脂肪分をうまく抽出したものが「コク」のあるコーヒーと言われます。

但し、「コク」を感じるには味のバランスがとれていなければなりませんし、油脂分の乳化作用も大切です。

コーヒーとは離れますが、カレーやシチューなどにコクを出そうとするときに使うのがバター等の油脂類です。

カレーの場合は肉のゼラチン・コラーゲン・アミノ酸やカリウム等がコクを生み出しているとも言われています。

そう言えばマグロも脂の乗ったトロの部位が美味しかったりしますよね。 (ちょっと違うか・・・)

以上のことから、「コーヒーのコク」とは、『コーヒーの苦味・酸味・甘味などが複雑に交じり合いうまくバランスのとれた深い味わいの旨味のこと』ということになりそうですね。